ちょっと遅くなりましたが、コンサートの報告を。
まずは2月17日(水)19:00~20:00に新潟日報メディアシップ20階そらの広場で開催された「そらのコンサート~真冬のクラシック2016 第4夜」についてです。
今回で4シーズン目の開催になります「そらのコンサート」。真夏と真冬の各4日間、新潟日報メディアシップ20階のそらの広場にて夜景を見ながらクラシック音楽の名曲を楽しむというコンサートです。今回の「真冬のクラシック2016」は「越友楽道」「うたひろば」「Euphorbia」「SHIMOHONCHO QUARTET」の4団体が出演され、我が「SHIMOHONCHO QUARTET」は第4夜の出演になりました。
演奏曲目は以下の通り。
・歌劇「カルメン」よりアラゴネーゼ/ビゼー
・歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲/マスカーニ
・「G線上のアリア」/J.S.バッハ
・「ロングロング・アゴー変奏曲」/ベイリー
・「ホワイト・フォレスト」/水川寿也
・「わが美しき故郷よ」/畠山美由紀
・「4手のためのピアノソナタ FP.8」/プーランク
1時間の演奏ということと、無料公演でこの手の演奏会にあまり来られない方も来場されるとのことで、親しみやすい曲を中心に選曲しました。でも、最後のプーランクは一転して「ガツン」と来る曲なので、びっくりされた方も多かったかな?最後はアンコールに「見上げてご覧夜の星を」を演奏してしっとりと終わりました。
「SHIMOHONCHO QUARTET」としては昨年5月以来の本格的な演奏会でした。1時間公演ということもあり、曲間でのMCも気を使っていろいろと話をしたつもりでしたが、実は本番はすごく緊張してしまいまして何を話したか記憶が残ってません(苦笑)。なんかあっという間に演奏会が終わったような気がします。以前、西川多目的ホールにて演奏したのみだった「ホワイト・フォレスト」を新潟でお披露目出来たのは大きかったかな。
この団体は「クラリネット×2、箏、ピアノ」という編成のためアレンジが必須になっております。私が一手に引き受けてアレンジをしておりますが、なかなか箏をどう扱っていいかが分からず。結果ちょっと箏の演奏が物足りなくなってるのが現在の悩みです。一緒に活動をして3年になりますが徐々に分かってきたところもあるので、それぞれの楽器の良さが活きた曲も書きたいなと思ってます。そして委嘱作品も考えていきたいかな。
演奏している様子を1枚。雰囲気を味わっていただければと思います。
SHIMOHONCHO QUARTETの次回の演奏は5月5日(木祝)の「第6回新潟クラシックストリート」です。18:00からで会場は東堀前通6の「カワイ音楽教室新潟センターCOMODOホール」になります。新作!のチャイコフスキー作曲、組曲「くるみ割り人形」にチャレンジします。どんな演奏になるかお楽しみに!!